「新潟駅開業120周年号」は旧型客車を電気機関車がけん引

JR東日本新潟支社(新潟市)は2024年が新潟駅開業120周年や観光列車「SLばんえつ物語」の運行25周年などの節目に当たることから、記念列車の運行などイベントを開催する。催事を通じて地元の鉄道への関心を高めるとともに、地域の盛り上げにつなげる。

新潟駅開業120周年号で使われる旧型客車の車内はレトロ感にあふれる

新潟駅は1904年(明治37年)5月3日に開業した。記念の「新潟駅開業120周年号」は5月11・12の両日、越後湯沢―新潟間を電気機関車が旧型客車をけん引して運行する。車内では乗車記念証を配布し、鉄道グッズを販売する。同12日は新潟車両センター(新潟市)で運行前に車両の撮影会も開く。

SLばんえつ物語の25周年運行では、記念のヘッドマークに変更

新津―会津若松間を運行するSLばんえつ物語は4月29日、新津駅(同)で運行25年の出発式を開く。同日から当面の間、先頭の蒸気機関車(SL)に記念のヘッドマークを取り付けて運行するほか、同駅ホームでは25年を記念した弁当を販売する。新潟・福島両県の沿線自治体の観光スタンプや車内の乗車記念スタンプを応募はがきに押して郵送すると、抽選で特産品なども当たる。

7月に全線開通100年となる羽越線では、走行する特急「いなほ」に記念ロゴをラッピングして2025年3月末まで運行する。

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