山口県下関市の既存工場(写真)の近接地に新工場を建設する

丸一鋼管は24日、山口県下関市にステンレス鋼管の新工場を建設すると発表した。総投資額は480億円で、2027年以降に稼働を開始する見通し。ステンレス鋼管は半導体の製造設備に組み込んで産業ガスを供給する配管などとなる。世界的に半導体工場の新設が相次いでおり、関連資材の需要も高まっている。

グループ会社の丸一ステンレス鋼管の下関本社工場(同市)に近接する中国電力の火力発電所跡地を約37億円で取得した。2025年4月に工場棟の建設を開始する。

通常の鋼管と比べて腐食しにくいステンレス鋼管は、次世代エネルギーとして有望視される水素やアンモニアの製造設備向けの需要も見込まれている。

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