日本航空(JAL)は15日、東京ーソウル線が就航60周年を迎えたことを記念する式典を羽田空港(東京・大田)で開いた。新型コロナウイルス禍からの再成長で国際線を強化する中、訪日外国人数で最多の韓国線の重要度が増している。同社の斉藤久美子執行役員は「日韓の交流拡大にさらに努める」と語った。
JALは日韓の国交が正常化する1年前の1964年4月15日に日本の航空会社として初めて東京ーソウル線を開設した。同社によると当時の両国間の往来数は年間1万人だったが、2023年は両国間の関係改善もあり900万人を超えた。23年の国別の訪日外国人(インバウンド)でも韓国は約696万人と台湾(約420万人)や中国(約243万人)を抑えて首位だった。
現在、JALは自社便で羽田ー金浦線を1日往復3便運航する。傘下の格安航空(LCC)のジップエア・トーキョー(千葉県成田市)は成田ー仁川線を1日往復1便を飛ばす。
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