食品スーパーのサンインマルイ(鳥取市)は27日、松江市内で同グループ最大級となる店舗「マルイ黒田店」を開店した。島根県での出店は出雲市に次いで2店目で、同県の旗艦店に位置づける。松田和也社長は「(同一地域に集中出店する)ドミナント戦略を展開していく」と述べ、出店を続ける考えを示した。
三越伊勢丹のレトルトカレーなどを取り扱うほか、JU米子高島屋(鳥取県米子市)のギフトショップが入る。島根県で唯一の百貨店だった一畑百貨店が1月に閉店しており、県内の贈答品などの需要を取り込む。このほか無印良品がテナントとして入り、6月6日にオープンする。
店舗は1階建てで売り場面積は約2500平方メートル。約330台の駐車場を備え、マルイでは最大級となる。24時間営業で「地域一番の品ぞろえをめざしたい」(松田社長)としている。サンインマルイはマルイ(岡山県津山市)のグループ会社で、山陰両県のマルイを統括する。
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