コープさっぽろ(札幌市)は28日、傘下でエネルギー事業を手掛けるエネコープ(同)が北海道苫小牧市の市有4施設に整備した太陽光発電設備から電力供給を始めたと発表した。給食センターや道の駅などの屋根や敷地内に設置した。発電した電力は施設内で使う。
各施設は蓄電池を備え、非常時には施設周辺の住民に電源として提供する。市は初期費用なしで脱炭素化を進められるほか、電気料金も軽減されるという。
また、コープさっぽろは北海道北見市内で太陽光発電所を31日に稼働すると発表した。コープは2025年9月までに道内で最大約200カ所の太陽光発電所を稼働させ、店舗で使う電力の約14%をまかなう計画を掲げている。今回は稼働第1号となる。
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