川崎市は主にJR武蔵溝ノ口駅・東急溝の口駅、東急宮前平駅、小田急生田駅に発着するバスを6月10日から平日95便減らす。運転手が不足しているためで、減便は市バス全体の2%に相当する。朝の通勤通学の時間帯はなるべく便数を維持し、日中から夜間の時間帯に減らす。

減便の対象は、宮前区にある鷲ケ峰営業所管内のバス。4月時点で運転手が10人足りず、現在の運転便数を維持できないと判断した。土曜日は25便、休日は24便それぞれ減らす。

聖マリアンナ医科大学前と武蔵溝ノ口駅を結ぶ「溝18」系統の減便数が最も多い。平日は355便走るが、33便減の322便とする。宮前平駅と武蔵溝ノ口駅を結ぶ「溝15」系統も平日194便から178便に減らす。

市は対策として大型自動車第二種免許を持っていない人を対象にした採用や会計年度任用職員の通年募集などを続ける。現状の運転手不足を踏まえ、ダイヤ改正を今後検討するという。

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