TDKは製造拠点の電力を全て再生可能エネルギーにした(写真はマレーシアにあるクアンタン工場)

TDKは傘下で電源部品を手掛けるTDKラムダ(東京・中央)の全製造拠点で使用する電力を100%再生可能エネルギー由来にしたと発表した。対象は日本を含む6カ国7工場。再生エネに置き換えることにより、年間で約1万1000トンの温暖化ガス排出量を削減できると見込む。

英国の工場では2017年11月から再生エネを活用していた。残りの拠点でも順次導入を進め、24年3月にマレーシアのセナイ工場(ジョホール州)とクアンタン工場(パハン州)で再生エネの電力証書の購入契約を締結した。TDKはグループで50年までに使用電力を100%再生エネにする目標を掲げる。

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