北海道ガスは28日、オーストラリアのエネルギー大手サントスから液化天然ガス（LNG）を購入する契約を結んだと発表した。契約は2027年度から36年度まで。金額は非公表。同社の石狩LNG基地向けに10年間で約350万トンの供給を受ける。
北海道ガスが23年度に調達したLNGは約70万トンで、30年度に向けて増える見通しだ。LNGは石炭や石油といった他の化石燃料よりも排出する二酸化炭素（CO2）が少ない。調達先を多様化させて供給力を高める。
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