スター精密は地元チームの元選手を招き、ラグビーを新入社員研修に取り入れた(11日、静岡市)

スター精密は静岡県磐田市に拠点を置くラグビーリーグワンの静岡ブルーレヴズの元選手を招き、静岡市内で新入社員にラグビー研修を開いた。今シーズンから同チームとパートナー契約を結んだことで実施した。スポーツを取り入れた研修は初めて。配属先の異なる社員同士のつながりを深めてチーム力を高める。

11日の研修にはブルーレヴズに所属し、前身のヤマハ発動機ジュビロの選手だった藤井達也氏と加藤圭太氏を講師とし、新入社員7人が参加。タックルなしの「タグラグビー」に挑戦した。人事担当者は「横のつながりを作り配属後も悩みや新しい知識などを共有してほしい」と話した。

ブルーレヴズは地域密着を掲げたリーグ発足に伴い2021年にチーム名を変えた。子ども向けラグビー教室を年240回開くなど競技の普及に取り組み、県内の約10自治体と連携協定を結ぶ。企業研修への協力も拡大していく。

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