「餃子の王将」を運営する王将フードサービスは30日、一部メニューを値上げすると発表した。6月21日からギョーザなど主力13品目を西日本での店内飲食の場合で22〜121円引き上げる。ギョーザは現行価格から7%(22円)引き上げ319円、ラーメンは19%(121円)上げて748円となる。豚肉や卵など原材料価格や人件費、物流費の高騰に対応する。
餃子の王将は人件費の違いなどから東西で異なる価格設定をしている。東日本ではギョーザは7%(22円)上げて341円になる。値上げは2023年10月以来で、22年以降では4回目となる。今回の値上げにドリンクメニューは含まれないものの、一部店舗で取り扱っているワインについて価格を改定するという。
値上げに合わせ、具材や味付けを改良する。ギョーザではニンニクとショウガのバランスを変えて、より風味を感じられるようにする。ラーメンでは煮玉子、のりを追加する。
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