関西ペイントは自社株買いで資本効率を高める(同社ホームページから)

関西ペイントは30日、最大800億円の自社株買いを実施すると発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の19.01%にあたる4000万株を上限に市場から買い付ける。取得期間は31日から2025年5月30日までで、取得した株式は消却する。関西ペイントは「資本効率の向上と株主還元の拡充を図るため」としている。

関西ペイントは2月にも発行済み株式総数の8.78%にあたる最大400億円の自社株買いを表明していた。3月に取得を完了し、全株を消却した。

関西ペイントは2025年3月期を最終年度とする中期経営計画で、実質的な自己資本利益率(ROE)を13%とする目標を掲げている。24年3月期は12.9%とほぼ目標値だったが、更に資本効率を高める。

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