インド政府は31日、2023年度(23年4月~24年3月)の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年度比8・2%増だったと発表した。同時に発表した24年1~3月期のGDPは前年同期比7・8%増だった。
人口増を背景に高い経済成長が続く一方で、中国などと比べ製造業が弱いのが課題。慢性的な人手不足が要因の一つで、6月4日一斉開票の総選挙でも争点となっている。
国際通貨基金(IMF)は25年にも名目ベースでインドが日本を追い抜くと予想している。IMFの推計によると、25年の日本の名目GDPが4兆3100億ドル(約676兆円)なのに対し、インドは4兆3400億ドル。(共同)
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