ニューヨーク証券取引所(共同)

 5月31日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに大幅反発し、前日比574・84ドル高の3万8686・32ドルで取引を終えた。朝方発表された米経済指標がおおむね市場予想と一致し、過度なインフレ懸念が後退して投資家心理が改善した。ほぼ全面高となった。

 米商務省が朝方発表した4月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月より2・7%上昇。伸び率は前月と同じで、市場予想とおおむね一致した。米長期金利が低下したことも相場を支えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続落し、2・06ポイント安の1万6735・02。(共同)

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