混雑状況に応じ、みどりの窓口を臨時で増やす

JR東日本は4日、「みどりの窓口」を臨時で増やすと発表した。蒲田駅(東京・大田)や川口駅(埼玉県川口市)など首都圏15駅を対象とする。多くの利用がある日や時間帯に窓口の数を増やし、訪日外国人や高齢者による混雑を緩和できるようにする。

蒲田駅や登戸駅(川崎市)など既にみどりの窓口がある9駅では、混雑に応じて窓口の数を増やす。スタッフと通話できる「話せる指定席券売機」を設定している川口駅や北朝霞駅(埼玉県朝霞市)を含む6駅では、混雑日に対面の臨時窓口を設ける。

JR東は5月にみどりの窓口の縮小計画を凍結すると明らかにした。デジタル切符への移行を進めるなどコスト削減の一環で有人の窓口を順次減らしてきたが、お盆や年末年始など繁忙期の混雑が深刻となり、利用者から不満の声が出ていた。

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