自動車用フィルター製造のエイケン工業が5日発表した2023年11月〜24年4月期単独決算は、税引き利益が前年同期比9%増の8400万円だった。主力のフィルターで社外からの仕入れ分を一部社内生産に切り替え、値上げも実施して利益率を改善した。売上高は欧州の一部の国への輸出減少などが響き、1%減の35億円となった。増収増益を見込む24年10月期の通期業績予想は据え置いた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。