松井証券は15日から、日本株取引アプリ内で東京証券取引所に上場する全銘柄の信用取引残高の推計値を、取引当日に確認できるサービスを始めると発表した。JPX総研が提供する売買内訳データから算出し、無料で提供する。東証が定める「日々公表銘柄」以外の信用取引残高を個人投資家が確認するには1週間ほどかかる。

東証に上場する全ての個別銘柄の売買代金と出来高の内訳も取引当日に確認できるようにする。過去1年分のデータも取得可能だ。機関投資家による空売りの数量を約定ベースで把握できるようにする。

新しい少額投資非課税制度(NISA)の開始に伴い、投資家の裾野が広がっている。サービス拡充で新規投資家の取り込みを狙う。

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