サンカの神子島社長㊥が花角知事(右から2人目)に目録を手渡した(7日、新潟県庁)

産業用機器部品などの製造を手掛けるSANKA(サンカ、新潟県三条市)は、新潟県と同県三条市に自社製品の「冷やすゴミ箱 CLEANBOX」をそれぞれ40台寄贈する。7日、サンカの神子島亨社長が新潟県庁を訪れ花角英世知事に目録を手渡した。神子島社長は「実際に使用していただいて、感想なども伺いたい」と話した。

同製品はマイナス11度の低温で生ゴミや紙おむつを凍らせ、ゴミから発生する臭いを防ぐ。サンカによると従来はインターネットや家電量販店で一般家庭向けに販売していたが、紙おむつを扱う保育園などからの引き合いも増えているという。県は寄贈された同製品について、福祉施設や病院などで活用する方針だ。

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