暑さ指数や心拍数から体調に関する独自指標を算出する

エコモット子会社で建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)などを手がけるGRIFFY(東京・千代田)は16日、建設現場での作業員の体調管理システム「GenVital(ゲンバイタル)」を大林組と共同開発したと発表した。5月から大林組が施工する全国100カ所ほどの建設現場で約3000人を対象に運用を始める。

現場の熱中症リスクを表す暑さ指数(WBGT)や心拍数、位置情報から独自に指標を計算し、指定したレベルを超えた場合に管理者にメールで通知し注意喚起する。現場に暑さ指数を把握する機器を設置し、心拍数は作業員が身につけるリストバンドで計測する。クラウドサーバー上では1分間隔でデータが更新され、管理画面から作業員の体調を確認できる。

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