海運大手3社はONEから配当金約1700億円を受け取る

日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手3社は7日、持ち分法適用会社でコンテナ船事業のオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)から18日付で配当を受け取ると発表した。配当収入は3社で10億8100万ドル(約1694億円)となる。

郵船が約4億1100万ドル(約644億円)、商船三井と川崎汽がそれぞれ3億3500万ドル(約525億円)の配当金を受け取る。3社はいずれもONEを持ち分法適用会社としているため、連結業績に与える影響はないとしている。

ONEの2024年3月期の税引き後利益は前の期比94%減の9億7400万ドル(約1510億円)だった。25年3月期の税引き後利益は前期比3%増の10億ドル(約1550億円)を見込む。ONEには郵船が38%、商船三井と川崎汽がそれぞれ31%出資している。

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