迷惑となる行動パターンをカメラで検知する

防犯カメラなどを手掛けるダイワ通信は10日、回転ずし店での迷惑行為を検知する人工知能(AI)カメラシステムを24日から販売すると発表した。回転ずし店の顧客の行動をリアルタイムで検知し、被害の抑制を狙う。価格はオープン価格としている。

「空き皿をレーンに戻す」など迷惑行為を学習したシステムをカメラに搭載し、該当する行動を検知する。回転ずしコンベヤー大手の石野製作所(金沢市)の協力を得ながら、一部の回転ずし店で試験導入するなど開発に1年ほどをかけた。

現時点で全国の回転ずし店の導入を目指すが、将来的にはファストフードなど飲食店全般に用途を広げる考えだ。

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