ディー・エヌ・エー（DeNA）系ベンチャーで、マンションの劣化診断などを手掛けるスマート修繕（東京・港）は、JR博多駅近くのビルに福岡オフィスを開設した。同社は老朽化したマンションなどの修繕に関するコンサルタントサービスを提供している。九州からの問い合わせが増加しているため、オフィス開設に踏み切ったという。
スマート修繕では、劣化した部分の診断や、工事の見積もりなどを比較し、専門知識が乏しい管理組合などを支援する。
築年数が経過して老朽化した分譲マンションについて、工事費の高騰や管理組合の積立金不足などによる管理不全が問題となっている。同社に寄せられた1〜5月の相談件数では、福岡県は東京、大阪、神奈川に続き全国4位だった。
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