ホンダは13日、新型の軽商用電気自動車(EV)「N―VAN e:(エヌバンイー)」を報道陣に公開した。秋以降の販売を目指す。米国や中国などに比べて国内自動車大手のEV化の遅れが指摘されているが、ホンダは同車種を国内向けEVの主力車種と位置付け、市場開拓を進める。

エヌバンイーは、2018年から販売している軽商用バン「N―VAN」をベースに開発した。国内EV販売台数の約4割を占める日産自動車の軽「サクラ」を追撃できるか注目される。

ホンダは1997年発売の「Honda EV Plus」を手始めに、20年発売の「Honda e」などのEVを国内で展開していた。

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