マスク氏への報酬案は株主の72%が賛成した=AP

【ニューヨーク=川上梓】米テスラは14日、13日に開催した定時株主総会の議決権行使の結果を公表した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の560億ドル(約8兆8000億円)の報酬案への賛成率は約72%だった。2018年の株主総会に提案して承認された際の賛成率(約73%)をわずかに下回った。

同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で明らかになった。マスク氏の報酬案は、同氏と弟のキンバル・マスク氏を除いた賛成票が全体の約72%を占めた。マスク兄弟を含むと賛成率は約76%となった。一方、テスラの法人登記を米東部デラウェア州から南部テキサス州に移転する案は約84%が賛成した。

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