日本マイクロソフトが18日から発売する「コパイロット+PC」対応パソコン

日本マイクロソフトは17日、生成AI(人工知能)の処理性能を高めた新型パソコンを18日に発売すると発表した。大量のデータ処理が必要なAIを端末上で素早く動かすことで、40カ国以上の言語を瞬時に翻訳するほか画像生成ソフトが高速で動く。通信がつながらなくても一部機能が使えるのも特徴。価格は20万7680円から。

米マイクロソフトが開発したパソコン向けの新しいAI機能「コパイロット+PC(プラスピーシー)」に対応した。マイクロソフトは米オープンAIと提携し、AIが自動で文書の要約やメールの下書きなどを代行する「コパイロット」と呼ぶサービスを手掛ける。従来はクラウド上で提供しており応答に時間がかかっていた。

新型パソコンでは英アームの設計技術を採用した米クアルコムの高性能半導体「スナップドラゴンX」シリーズを搭載し、AIを端末上で高速に動かせるようにした。

同日、日本エイサーやエイスース・ジャパン、デル・テクノロジーズ、日本HP、レノボ・ジャパンもコパイロット+PCに対応したパソコンを18日以降に順次発売すると発表した。

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