サツドラホールディングス（HD）は20日、2025年5月期の連結純利益が前期比2%増の4億8000万円になる見通しだと発表した。店舗数を増やすほか生鮮食品や調剤の取扱店舗も広げて増収を確保。設備投資の費用や人件費などの増加を吸収する。
売上高は5%増の1000億円、営業利益は1%増の14億円を見込む。新規出店は6店を計画している。
同日発表した24年5月期の連結決算は純利益が前の期比5.4倍の4億7000万円だった。北海道内のインバウンド（訪日外国人）は中国客の回復が鈍かったが、他のアジア各国からの訪日客が増えた。24年3〜5月期に店舗など固定資産の減損損失3億3700万円を計上したが、吸収した。
サツドラHDは北海道を地盤にドラッグストア「サツドラ」などの小売店や調剤薬局を展開する。
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