経済産業省が17日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格(15日時点)は、全国平均で前週比10銭安い174円90銭だった。中東情勢の緊迫化で原油価格が上昇したものの、政府が石油元売り会社に支給している補助金が増加し、5週ぶりに値下がりした。

地域別では22府県が値下がりし、長崎県の下落幅が1円40銭と大きかった。横ばいは5県、値上がりは20都道府県だった。補助金は28円60銭の価格抑制効果があった。日本エネルギー経済研究所石油情報センターは、来週も小幅な値動きを予想している。

ガソリンスタンド(資料写真)

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