北海道の鈴木知事㊨と鉄道・運輸機構の藤田理事長㊧が面会した(20日、札幌市)

北海道の鈴木直道知事は20日、北海道新幹線の建設主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)の藤田耕三理事長と面会した。鈴木知事は地元自治体や国土交通省、鉄道・運輸機構などでつくる新しい枠組みを活用した工事状況などの情報共有や現状の説明を求めた。

鈴木知事は「見通しを示す過程でも情報を可視化しながら進めることがポイントだ」と述べた。藤田氏は「現場で何が起こっているのか、どういう見通しなのか説明し、不明点に答えることを徹底したい」と話した。

北海道新幹線を巡っては、トンネル工事などで大幅な遅れが発生し2030年度末の札幌延伸開業が困難になっている。新たな開業時期の見通しは示されておらず、国交省の有識者会議で検討されている。

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