千代田化工建設の海外子会社に訴訟が提起された

千代田化工建設は21日、海外子会社が複数の保険会社に訴訟を提起されたと発表した。海外子会社が担っていた米液化天然ガス(LNG)製造施設「フリーポートLNG」で発生した火災を巡り、保険金を負担した保険会社が、事後的に金銭を支払うよう求めた。

保険会社5社で構成する訴訟団など2グループが7日、海外子会社「千代田インターナショナル・コーポレーション」と、同社と共同でプロジェクトを担った米建設会社などに訴訟を起こした。2022年に発生した火災爆発事故を巡り、それぞれのグループが100万ドル(約1億6000万円)以上の支払い求めている。

千代田化工は「提訴の内容を精査し適切に対応する。連結業績見通しへの影響は精査中だ」と述べた。

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