共同記者会見した京都府の西脇知事㊧と京都市の松井市長㊨(26日、京都市)

京都市内で開かれる国内最大級の起業家イベントIVSの実行委員会は26日、目玉企画であるピッチコンテストで決勝に進む15社を発表した。約300社の応募から女性起業家や海外の新興企業など多種多様な顔ぶれがそろった。優勝者には京都府から1000万円の事業支援金が贈られる。

ピッチコンテストでは投資家や経営者らの前で、事業展望や熱意を6分間プレゼンする。環境やライフサイエンス、映像関係などの新興企業が登壇する。同日、京都市と合同記者会見を開いた西脇隆俊知事は「世界に羽ばたく企業が輩出されることを期待する」と述べた。

IVSはスタートアップや投資家らが集まる国内最大級のイベントで、7月4日から6日にかけて「京都パルスプラザ」(京都市)をメイン会場に開催する。京都での開催は2年連続で前回は約1万人が参加した。京都市の松井孝治市長は「IVSは府市協調のひとつのシンボル。開催中の3日間は京都がスタートアップ一色に染まり(その勢いが)全国にも広がってほしい」と述べた。

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