西日本高速道路(NEXCO西日本)は26日、芝村善治社長の就任会見を開いた。副社長から同日付で昇格した。地盤工事などで遅れている新名神高速道路の全面開通を当面の最大の目標に掲げ「安全かつ着実に進め無事開通させる」と抱負を語った。
芝村氏は現状について「最終区間の工事が動き出した段階」とし、工事が軌道に乗り次第、開通時期を発表すると述べた。
トラック運転手の残業規制強化で人手不足が懸念される「2024年問題」については「駐車マスの拡大や休憩所の設置など、物流業界と連携して必要な対応をする」と強調した。
芝村氏は1980年に日本道路公団に入社。関西支社長や経営企画本部長を歴任し、22年6月から副社長執行役員を務めていた。
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