記者会見に臨む島根銀行の長岡一彦頭取(26日、松江市の本店)

島根銀行は26日、定時株主総会後の取締役会で長岡一彦氏を頭取に選出した。頭取交代は7年ぶりで、鈴木良夫前頭取は代表権のある会長に就いた。長岡氏は記者会見で「重責に身の引き締まる思い。顧客にフェースツーフェースで寄り添い、地域金融機関の役割を果たしたい」と述べた。

今期で最終年度となる中期経営計画について「数値目標は必ず達成したい。計画通りに進捗している」と強調した。SBIホールディングスとの連携については「双方がウィンウィンのイメージを持っている。関係を深めていきたい」とした。

長岡氏は1991年に島根銀行入行。2020年に取締役常務執行役員企画本部長に就き、23年から管理本部長を兼任した。

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