ハウス食品グループ本社は28日、バニラの輸入販売や商品開発を手掛けるアイベジ(東京・中央)に出資したと発表した。出資額は非公表。今後共同でバニラを使った商品の開発・販売や国内外のバニラ生産者の支援に取り組む。
アイベジは2019年創業。インドネシア産バニラを輸入販売するほか、飲食店向けなどにバニラを使った商品を開発する。今回調達した資金を使って国内でのバニラ農家支援に取り組む。原料のバニラビーンズの栽培や、香りを高めるための発酵・乾燥の工程について技術を提供する。
ハウスはSBIインベストメント(東京・港)と共同で23年に立ち上げたコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じて出資した。主要なスパイスの一つであるバニラの安定調達につなげる狙いがある。
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