就任記者会見に臨む、JR西日本の金岡裕之山陰支社長(28日、鳥取県米子市)

JR西日本の金岡裕之・山陰支社長は28日の就任記者会見で、利用低迷が続く木次線の出雲横田駅(島根県奥出雲町)―備後落合駅(広島県庄原市)について「最適な交通体系を地域の皆様と考えていきたい」と述べた。

前任の佐伯祥一支社長は5月、「沿線自治体に対し、特定の前提を置かずに相談したい」と表明した。島根・広島両県の沿線自治体は廃線につながる議論は受け入れられないと反発している。金岡支社長は、沿線自治体のうち奥出雲町と庄原市にはまだ説明できていないとし、「自分が訪問してなるべく早い段階で説明したい」と述べた。

【関連記事】

  • ・中国地方の乗客減20区間、JR西「自分事として考えて」
  • ・JR西日本「木次線のあり方など相談」 沿線自治体は警戒
地域ニュース

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。