井関農機は、国内の販売子会社6社を2025年1月に統合すると発表した。関西や中部地方を管轄する子会社を存続会社として1社にまとめる。合併後の社名は「ISEKI Japan」(東京・荒川)とする。経営を効率化し収益性の向上を図る。
統合を機に物流体制を見直し、在庫を全国一括で管理することで物流コストを圧縮する。子会社間で重複する間接業務も集約する。
井関農機は23年12月期の連結ベースの売上高営業利益率が1.3%と利益率の低さが課題となっている。27年までに営業利益率を5%以上に引きあげる目標を立てて、構造改革を進めている。
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