SOMPOホールディングスは、資本業務提携を結んだRIZAPグループとその子会社に対し、あわせておよそ300億円を出資し、子会社を持ち分法適用会社とすることを先月公表しました。
記者会見で両社は、今後の戦略について、双方の顧客基盤を連携させ、保険や健康診断、トレーニングなど、それぞれが展開する分野のデータを組み合わせることで、健康作りや病気の予防につながるような新たなサービスを提供していく方針を示しました。
具体的には、RIZAP側が出店を拡大している初心者向けのジムを活用し、SOMPO側の保険の加入者に、日々の運動を後押しする新しい保険の開発などを検討するとしています。
会見で、SOMPOホールディングスの奥村幹夫グループCEOは、「健康寿命と寿命のギャップがあり、介護やお金の心配で、高齢化に対する不安が大きくなっている。高齢化をポジティブにとらえられる社会を目指したい」と述べました。
また、RIZAPグループの瀬戸健社長は、「より効果的な疾病対策や健康になるような行動を促していきたい」と述べました。
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