双日はエネルギー事業を注力分野のひとつに据えている

双日は1日、ウズベキスタン首都のタシケントに駐在員事務所を開設したと発表した。開設は6月14日付で、現地の人員を採用した。タシケントには双日の前身である旧日商岩井が駐在員事務所を開設していたが、2003年に閉鎖した。約20年ぶりの事務所となる。

双日は22年、天然ガスを燃料としてタービンを回す火力発電所「シルダリヤ2」を建設・運営する事業への参画を決定し、26年に運転を始める予定だ。発電所を自ら運営する「IPP(独立系発電事業者)」でウズベキスタンの事業に出資するのは日本企業として初めてという。

その他にもウズベキスタンで再生可能エネルギー関連事業を検討中だ。今回の拠点開設を機に同国で事業拡大をめざす。

同社はヘルスケアを含むインフラ関連、食品関連、エネルギー・素材関連の3領域に注力する方針を示している。旧日商岩井と旧ニチメンが合併して誕生した会社で、24年で発足から20周年となった。

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