「セカンド モッカ」は過去に売店があった場所と待合室の一部を活用した=JR東海提供

JR東海は沿線活性化のために駅待合室の一部を店舗として活用できるようにする取り組みを進める。このほど長野県駒ケ根市にあるJR駒ケ根駅の空きスペースを活用してレストランが開業した。不動産業のサンチヨ(駒ケ根市)が駅周辺の活性化のために長年地元で愛されていたレストランを復活させた。

2日に開業した「セカンド モッカ」は過去に売店があった場所と待合室の一部を活用した。2023年に閉店した駒ケ根市のレストラン「モッカ」のオーナーが新店でも店主を務める。地元客はもちろん、登山で駒ケ根駅を使う観光客の利用も期待する。

JR東海は沿線活性化につながる事業に駅の空きスペースだけでなく、待合室の一部も提供する。2月には滋賀県米原市の近江長岡駅でも、地域住民の運営するカフェが待合室を活用して開業した。

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