使用電力を100%再生エネ由来に切り替えるアズビルの研究開発拠点(神奈川県藤沢市)

計測機器や制御システムなどを手掛けるアズビルは4日、神奈川藤沢市の研究開発拠点で使用する電力の100%を再生可能エネルギーに切り替えると発表した。電力小売りの東京電力エナジーパートナー(EP)などから調達する。グループ全体の再生エネ比率を64%まで引き上げ、温暖化ガス排出量を削減する。

アズビルは東電EPのほか、伊藤忠商事や関西電力などが出資するクリーンエナジーコネクト(CEC、東京・千代田)と太陽光発電によるオフサイトPPA(電力購入契約)を締結した。CECが発電設備を開発・運営し、アズビルは発電量に応じて料金を支払う。不足分は東電EPから実質再生エネとみなされる非化石証書付きの電力を購入する。

アズビルは主要な工場や配送センターなどでも電力を再生エネ由来に切り替えている。6月にはタイの工場でも太陽光発電を導入した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。