中部国際空港(愛知県常滑市)は5日、国際線利用客から徴収する旅客保安サービス料を230円引き上げ、580円にすると発表した。10月1日以降に発券する航空券から適用する。新型コロナウイルス禍からの航空需要の回復で人手不足となっている保安検査員の処遇を改善し、人材確保につなげる。
旅客保安サービス料は空港内の安全対策のために、原則として旅客の航空運賃と合わせて徴収する。中部空港では2019年9月に導入し、高性能のX線検査装置などの整備に活用してきた。値上げは消費税の増税時を除いて初めてという。
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