三井住友銀行はインド西部のグジャラート州にある経済特区に支店を設けた

三井住友銀行は8日、インド西部のグジャラート州にある経済特区に支店を設けたと発表した。国際的な金融取引の拠点をめざす同州の国際金融テックシティー(ギフトシティー)に新設する。米ドルなどインドルピー以外の外貨建て融資がしやすくなる。

10人程度の従業員を置く。三井住友銀のインド拠点はムンバイやニューデリーなどに続く4店舗目だ。従来はドル建ての融資には近隣国の拠点を経由するなどの対応が必要だった。

ギフトシティーへの支店開設は邦銀勢では三菱UFJ銀行に続く動きとなる。インド政府が税などの優遇措置を講じており、顧客企業からギフトシティーの支店経由での取引の需要が高まっているのを背景に開設を決めた。経済発展が著しいインドの設備投資需要などを取り込む。

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