大阪ガスは大阪・関西万博で使う都市ガスが排出する二酸化炭素を実質ゼロにする=6月、大阪市此花区の夢洲

大阪ガスは8日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で二酸化炭素(CO2)排出が実質ゼロの都市ガスを供給すると発表した。都市ガスは日本国際博覧会協会(万博協会)が会場内で電気や空調用冷水などをつくるために使う。大ガスはカーボンクレジットを購入し、供給する都市ガスのCO2排出を相殺する。

大阪ガスが万博協会の公募事業で入札した。大阪ガスは通常の都市ガスを供給するが、他のガス事業者が手掛けるCO2を吸収した都市ガス原料「eメタン」事業などからカーボンクレジットを購入して相殺する。大ガスは万博で今回の契約の他に、会場内の迎賓館などに直接eメタンを供給する。

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