筑邦銀行は8日、加入者1人から利用できる同行の企業型確定拠出年金(DC)で、新潟県が地盤の大光銀行、信販大手のオリエントコーポレーションと提携すると発表した。同サービスを取り扱うのは計8事業者となる。これまで金融機関との提携は肥後銀行や福岡ひびき信用金庫(北九州市)など九州のみだったが、地域外にも広げる。

筑邦銀が運営する「誰でもDCプラン」は同行が資本業務提携するSBIホールディングス(HD)の子会社が開発したシステムを用い、加入者1人からでも低コストで受け入れる仕組みを導入している。

大光銀では16日から取り扱いを始め、取引先の中小企業などに誰でもDCプランを案内する。オリコではこのほど、同社の金融サービスを利用する加盟店に対してDCサービスの紹介を始めた。まず首都圏や九州を中心に手掛けるが、全国展開も視野に入れる。

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