スターバックスコーヒージャパン(東京・品川)は8日、2014年から約10年にわたって一部コーヒー豆の商品代金を過大に請求していたと発表した。対象は計5896件で総額12万4033円。顧客には差額を返金する。システム設定の不備が原因としている。
対象の商品はイタリアンローストのコーヒー豆など計164種類。14年9月12日〜24年1月31日までの期間で商品1点あたり1〜65円を通常価格より多く請求していた。コーヒー豆を販売する際のレジ操作方法で社内システムの設定に不備があった。原因となった設定の不備は2月1日時点で解消したという。
会員制プリペイドカード「スターバックスカード」で対象の商品を購入した客には7月8日に差額分を入金した。ほかの決済方法で支払った客には専用の問い合わせ窓口まで連絡を求めている。
同社は「お客様には多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。今後は再発防止に努めてまいります」としている。
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