女性向けスポーツジム「カーブス」を運営するカーブスホールディングスが9日発表した2023年9月〜24年5月期の連結決算は、純利益が前年同期比56%増の29億円だった。会員数の回復やプロテイン商品の販売好調で増収となり、広告宣伝など販管費の増加を補って増益となった。

売上高は19%増の265億円、営業利益は44%増の44億円となった。カーブスの会員数は24年5月末時点で79万9959人。23年5月末に比べて2万7910人増えた。23年9月〜24年5月期は会費・入会金収入や会員向け物販が伸びてチェーン全体の売上高が605億円となり、コロナウイルス禍前の水準を超えて過去最高となった。

24年8月通期の連結業績や配当の予想は据え置いた。

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