SBIホールディングス傘下のSBIアルヒは11日、借入期間が最長50年の変動金利型の住宅ローンを取り扱うと発表した。これまでは最長35年だったが足元の住宅価格の高騰に対応して延ばす。2022年から始めた最長50年の固定金利型のローンとあわせて若年層の住宅購買需要を取り込む。

16日から変動金利型の「ARUHI住宅ローン(MG保証)」の借入期間を最長50年に延ばして8月から融資を始める。最終返済時の年齢が80歳未満の人を対象に最大2億円を融資する。最優遇金利にあたる融資実行時の金利(7月)は0.794%からとなっている。

SBIアルヒによると、都心ではさらなる住宅価格の上昇を見据え、物件の早期購入を検討する若者が増えているという。担当者は「固定型と変動型の商品をそろえることで、月々の返済額を抑えたい若者の多様なニーズに対応したい」と説明した。

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