11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比32・39ドル高の3万9753・75ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ開始への期待が高まり、買いが優勢となった。
朝方発表の6月の米消費者物価指数(CPI)で前年同月比上昇率が市場予想を下回った。FRBが9月にも利下げに踏み切るとの観測が強まり、米長期金利が低下。景気に敏感とされる銘柄や住宅関連株が物色され、相場を押し上げた。(共同)
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