住江織物が12日発表した2024年5月期の連結決算は、純利益が前の期比2.7倍の8億7400万円だった。日系自動車メーカーの生産台数の増加により、日本や北中米などで内装材の販売が伸びた。新型コロナウイルス禍からの回復で鉄道やバス向けの内装材も好調だった。

売上高は9%増の1034億円、営業利益は2.5倍の33億円だった。営業利益は過去最高を更新した。北中米では販路拡大に加え、メキシコでの生産体制の拡充など事業再編も利益を押し上げた。

25年5月期の連結決算は売上高が2%増の1053億円、純利益が72%増の15億円を見込む。

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