テレビのパネルの種類や配信映像のジャンルなどに合わせて、画質を調節する機能を搭載した

ソニーは12日、映像の種類に合わせて画質を自動で調節するテレビを日本で発売すると発表した。8月10日から順次販売する。映画作品などの表現力を高め、動画配信サービスの利用者を取り込む。米アマゾン・ドット・コムなどと共同開発した。

アマゾンの動画配信サービス「プライムビデオ」に初めて対応した。従来は映画・ドラマのみを識別していたが、スポーツなどライブ映像にも対応する。テレビのパネルの種類や配信映像のジャンルに合わせて画質を調節することで、臨場感のある映像を楽しめるという。

有機ELと液晶パネルの2種類を用意し、サイズなどにより12機種をそろえる。想定価格は液晶の65型で66万円前後、有機ELの65型で77万円前後。販売目標は非公表。

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