西武リアルティソリューションズ(東京・豊島)は17日、アウトレット店舗などが入る「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」(長野県軽井沢町)の2024年1〜6月のインバウンド(訪日外国人)の売上高が48億円に達したと発表した。23年の同期間と比べ11.2%増、新型コロナウイルス拡大前の19年比では56.9%増となった。
売上高全体に占めるインバウンドの割合は19.1%だった。インバウンド向けはラグジュアリーブランドやスポーツ・アウトドアブランドが好調という。国や地域別に比較すると台湾や中国、タイなどアジア圏からの来訪が目立った。
プリンスショッピングプラザでは24年からインバウンド対応を強化している。商品の海外配送手続きサービスを一部店舗で導入したほか、透明ディスプレーを使って12言語の翻訳ができる装置をインフォメーションセンターに設置した。
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