JR北海道は17日、札幌駅と新千歳空港駅を結ぶ「快速エアポート」の6月利用者数が1日あたり6万2000人となり前年同月比で14%増、新型コロナウイルス禍前の19年同月比では25%増だったと発表した。観光客が増えたほか、プロ野球・日本ハムの球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」での試合数が多く利用者が増加した。
4〜6月の合計では前年同期比8%増、コロナ前比で19%増えた。特急列車の4〜6月利用実績は、帯広・釧路方面の南千歳―トマム間が前年同期比7%伸びた。旭川方面の札幌―岩見沢間は4%増となった。室蘭・函館方面の東室蘭―苫小牧間は1%減だった。
子会社の札幌駅総合開発(札幌市)と、札幌駅前南口広場をメタバースで再現した「バーチャル札幌駅JRタワー さつえき.world」を20日にオープンすることも発表した。イベント告知などに活用する計画で、2024年度は20万人のアクセスを目標とする。
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